口腔内細菌のバランスを崩すことで発症する歯周病などは、単に歯を失うだけではなく、全身の病気に関わることが判っています。糖尿病や誤嚥性肺炎、脳梗塞、女性の場合は、早産や低体重児出産のリスクが高まります。
歯磨き指導を行っても改善されない患者に乳酸菌生産物質「KSメルソジェル」で歯肉マッサージを行い、清掃後に液体タイプの「KSメルソ」をスプレーしました。1週間程度で歯肉の発赤、腫脹の軽減がみられました。
3年経過後も、歯肉の状態を健全に保っています。これは、歯周病菌などの口腔内の悪玉菌の増殖を抑えたためと考えられます。